"Jazz need D-Will’s drive - and his disgust"
先週のSLTのコラム、"Jazz need D-Will’s drive - and his disgust"より。
数年前のPO中。
キリがオフェンスでの自分の起用法に不満を言い、もっとボールが欲しいと言った際、
以下のようなコメントをしたデロン。
「練習が終わった後、チームメイトたちは25〜30分くらいシュート練習をしているが、
アンドレイは一番最初に帰る。
もし、彼が片方のサイドでスクリーンを使ってフリーになり、
反対のサイドでマット・ハープリングが同じくスクリーンからフリーになったとする。
そうしたら、どちらにパスをしようと考えるか。
毎日ジムにいる姿を見ている選手にパスをしようとするものだと思う。
それとも、シュート練習を全然しないのに毎回シュートを打ちたがる選手にパスをするのか?」
その次の年のPO。
ローポストにいるキリを見て、自分がパスをしたい選手であるキリにパスを入れられるように
他の選手にローポストから出るように指示するデロン。
「アンドレイの自信は違うレベルに上がった。
彼はアグレッシブにプレイしている。シュートの調子もいい。
ディフェンスでもオフェンスでも、エネルギーに満ちたプレイをしている。
彼はハードにやっている。今ではいつもジムにいるよ。そのことがとても彼のためになっている」
このように、チームや自分自身に対して厳しいことを言った後、チーム状態が良くなったり
デロン自身が素晴らしいパフォーマンスをしたりということが過去に何度かあったデロン。
先日のBOS戦に負けた後、スランプに陥っているチームを言葉もしくは行動で刺激するべきかと聞かれ、
「もしそれをやったら自分はbad guyだ。だから何も言わないつもりだ」と。
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これについて、このコラムを書いたGordon Monsonは「Wrong, wrong, wrong, D-Will.」、
「デロンが何も言わないのは、調子が落ちつつあるジャズにとって最も悪いこと」だと。
また、デロンが嫌悪感を表すことや、デロンの強引さ、意欲や気力、闘争心など、
かつてデロンは自分自身のそういうところを"jackass"(馬鹿)と表現したそうだが、
勝ち星が減っているジャズが勝利するためには今こそこれらが必要だと。
「デロンは厳しいことを言うが、問題が修正されれば過去は振り返らないで前に進む」と。
デロンがこれらを表現する方法は2つあり、ジャズはそのどちらも使える、とMonsonは書いてる。
1つ目の方法は、今までやってきたようにオープンにそして正直にこれらについて話すこと、
もう一つは、デロンの強い意思・意欲をコート上でチームメイトにも全力で求めることだと。
以下、コラムより引用。
「デロンはいつでもストレートな発言をしてきた。
ジャズがひどい試合をしたり、ひどい試合が続いたりしたら、そう口に出した。
彼は試合に負けた時や連敗した時、滅多に甘いことを言ったことがない。
なぜなら、彼にとって敗北というのはひどく不快で受け入れ難いものだから」
「何も言わず我慢することは彼には合わない。
厳しいことを言い、そしてわだかまりは残さず前に進むというのが彼に合っているのかもしれない」
「デロンは普段の彼、負けず嫌いで強情で、遠慮せず率直に物を言うという、そういう彼でいる必要がある。
しかしBOS戦の後の彼は、話したり行動に出したりしたくないようだった。
それをやったら、一種の悪い人間だと思われるから。
たしかに、彼はヘイワードの件(試合中オフェンスで正しい動きをしなかったヘイワードに
ボールを思い切り投げたこと)でそう思われてしまったが、
彼は"bad man"になりたくないようだった」
「問題なのは、デロンは一番良い意味での"bad man"だということだ。
つまり、それは問題ではないということだ。
彼はかわいい顔をしているわけでもないし、ミルクシェイクを飲んでいる少年聖歌隊員でもない。
彼は、どうしても試合に勝ちたい"jackass"だ。
彼は彼のやり方でチームを先導するべきだ。
何も言わずにいるのではなく、そのままの彼自身でいることで」
元記事 http://www.sltrib.com/sltrib/jazz/51101597-87/jazz-williams-monson-gordon.html.csp